かねて友人が興味を持っていた場所と教えられ、千葉の佐原(さわら)を一緒に尋ねました。
降り立った駅も情緒たっぷり、町ぐるみで地域を守っている雰囲気が感じられます。
駅からほど近い小野川両岸とその周辺は、江戸時代から河岸問屋や醸造などの商工業者が軒を連ねていたそうで、それらが今も使われながら景観を残し、関東地方では初めて選定された「重要伝統的建造物群保存地区」との事。
川沿いの柳も時代劇の様子そのまま。
ここには日本で初めて実測による全国地図を作った伊能忠敬が、30年余りを過ごした実際の旧宅もあり、当時は酒造商を営んでいて、婿入りでしたが商才に優れ商売を大きくした人だそうです。
49歳での隠居後に本格的に江戸に出て勉強し、55歳から10回に分けて全国測量を行ったなんていう、教科書でしか知らなかったことの実際を垣間見ることのできる記念館もそばにあります。
水郷の舟めぐりもいいですね。
町並み交流館にはこんな素晴らしいドールハウスも展示されていて、画像になると本物みたい!
橋本京子さん作、展示物前には虫眼鏡が置いてありました。
お話させて頂いた皆さんからも、町を愛する気持ちが随所に感じられるひと時でした。
ランチは板前割烹の真亜房さんで、水郷赤とり親子丼膳
今日は、江戸の雰囲気が今に伝わる佐原(さわら)をご紹介しました。