ようこそ、いらっしゃいませ。
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで、
ボストン美術館所蔵の歌川国芳と歌川国貞の展示が行われています。
ボストン美術館には日本国外では最大となる5万2千枚以上もの浮世絵のコレクションがあり、中でも国芳は3200枚以上、国貞は9000枚以上にもおよぶとのこと。
良い機会なので観てきました。
国芳はスペクタクル敵表現が現代につながるものがあり、
以前からカッコいいなぁと思っていました。
この展示のタイトルになっている「俺たちの」という言い回しには、
江戸の男性が国芳の描く任侠の世界や物語のヒーローに熱くのめりこみ、
「わたし」には江戸の女性たちが夢見る歌舞伎役者のキラキラした世界を、
国貞が描いて見せてくれたことを表しているようです。
展示物はどれも色合いがとてもキレイで江戸時代の技術に感じ入ります。
一つ一つじっくり見てその時代にワープ出来るような感じ・・。。
物語の世界や流行を敏感に読み取って庶民に見せてくれたであろう浮世絵の凄さを、
あらためて感じました。
この展示のカタログがとても厚く、見応え十分!
これからまたずっと楽しめます。
今日は渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
「俺たちの国芳わたしの国貞」をご紹介しました。展示は6月5日まで。
最後のエリアに撮影可の場所がありますが、撮影可能期間は4月18日までです。
本日もご来店頂き有難うございました。