ようこそ、いらっしゃいませ。
是非見たかった三輪様のお芝居、念願かなって本日観劇。
新国立劇場 中劇場
1968年の初演から回を重ねてネリに練られてきている作品です。
美輪さまのこだわりが詰まった超ゴージャスな舞台に期待感も高まります。
エントランスには各界著名人からのお花がズラリ、圧巻の見応えです。
席は1階18列48番、ブロックとしては真ん中くらいで見やすい席です。
場内の左右壁に黒蜥蜴のシルエットが2匹、大きく映し出されていて、
緞帳の真紅との相乗効果で開演前から黒蜥蜴の世界観に浸っていきます。
初めて生の美輪さまの舞台を見て、声、衣装、アクセサリー、身のこなし、
歌う様なセリフ回し、全てに引きれ込まれます。
衣装は溜息もののゴージャスさ。
何着もの衣装それぞれが、重厚感のある煌びやかさで黒蜥蜴の妖しさを存分に醸し出しています。
舞台装置にも勿論美輪さまのこだわりが強く感じられます。
エンディングからラストシーンでは息を飲む展開であり幕が下りてからの
スタンディングオベーションで拍手鳴りやまず、数回のカーテンコールから
明かりがついてもカーテンを上げ、ご挨拶して下さいました。
東京公演、本日は各地を回る皮切りの舞台最終日でした。
今年80歳になられる美輪さま、黒蜥蜴に関しては体力的にも厳しい舞台であると
ご自身で語られており、今年の公演を最後にされるそうです。
舞台上で演じている姿や、ドレスの背中からは年齢など感じない妖艶さがあり
素晴らしい芸術を観た余韻を残して劇場を後にしました。
ホールには、可愛らしい物も飾られて
公演パンフレット
今日は美輪さまの舞台観劇のお話でした。
本日もご来店頂き有難うございました。