初孫のお宮参りで東京葛飾区の亀有香取神社へ

亀有香取神社
亀有神社鳥居

初孫のお宮参りで東京葛飾区の亀有香取神社に出向きました。はじめてのお宮参り、準備した初着や当日の着物についてのお話です。

目次

初着(産着)の着付け

亀有香取神社
お宮参りのスタイル

着物と襦袢を重ねたまま着物に付いている紐を袖に通しておきます。赤ちゃん自身は気慣れているベビー服でOK。だっこする人の肩と反対側は肘のあたりで斜めにくるむようにして背中でしっかりリボン結びします。せっかくの柄が良く見えるように撮影前はシワになっていないか注意したいところ。

柄について

男児の場合、お宮参りの初着柄は鷹か兜が多いですね。お嫁さんから「模様には兜もあったらいいな」とのご希望があったので、懇意の着物屋さんに相談したところ気に入ったものがありましたので、ローチが用意させてもらいました。価格はもちろんピンキリですが、上手に見つければ新しいものを5千円以内で手に入れることもできます。

亀有香取神社赤ちゃん
亀と鶴の刺繍

帽子と涎掛け(よだれかけ)にもおめでたい柄が選ばれます。鶴と亀の刺繍は日本らしいお祝いの気持ちを感じますよね。初着の着用は1度きりのことではありますが、何事も気持ちが大切です。3歳くらいまでなら、少しお直ししてまた何かの機会に写真をとってみるのもいいかもしれません。

亀有香取神社の写真スポット

亀有香取神社
亀有香取神社の境内

亀有香取神社は地面が白っぽいので、写真映り方が良いように思います。神殿に向かって右側には大きなマンションや商業施設があるので立ちポイントにはご注意を。

お宮参りの着物スタイル

亀有香取神社
湘南藤沢模様の紬

この日の装いは胡桃(くるみ)色の紬訪問着。紋はついていません。「江戸時代の湘南藤沢」を題材とした作家もので、江の島を行きかう旅人が描かれています。帯は黒地に金が織り込まれており雲か波にも見立てられるかなと思い、選択しました。

紬の訪問着

お嫁さんのご出身である地元亀有と私ども湘南のご縁をつなげたく、帯締めに亀の結び飾りを下げて、おめでたさと参拝する気持ちを表現しました。11月生まれの子ですが母子の健康状態等考え、真冬を避けての参拝にしました。撮影の季節は3月です。

待合室や祝詞の様子、本殿内の撮影

失念していて待合室のみの写真を撮り忘れましたが、落ち着いた雰囲気の照明で、新しいパイプ椅子が複数並んでおり、トイレなども大変綺麗で清潔感がありました。お祓いをしてくださる神主さんが女性で、祝詞がとても優しく感じ、うっとりと聞き入ってしまう音色でした。孫も聞き入ったのか泣かずにいてくれましたので一安心。

亀有香取神社
本殿にて神主さんが撮影してくれました

私達が本殿の中で撮影をすることは禁止ですが、お声がけくださり、神主さん自らが記念にシャッターを押して下さいました。本殿を後にして外での撮影にもお付き合い下さり家族総出の私たちをパチリ、ご案内から随時行き届いた対応で、安心して参拝できたことに感謝です。

亀有香取神社についてのマメ知識

亀有香取神社
キャプテン翼

ここで少しオマケのお話。
亀有香取神社は御祭神である経津主大神(ふつぬしのおおかみ)、また相殿にお祀りされている武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)はいずれも武神(闘いの神さま)として古くより崇敬されていたことから、現在では「何事にも打ち勝つ、除災招福開運厄除の神様」「スポーツの神様」と言われているそうです。
境内にはキャプテン翼のパネルがありました。

亀有香取神社
両津勘吉像

葛飾といえばこの人、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉像も境内にありました。
大きくはない敷地なのですが、様々なモニュメントがあり、見て楽しい神社です。人手も多すぎず、記念撮影にももってこいな印象でした。

亀有香取神社の狛犬は狛犬ならぬ亀?!

亀有香取神社
亀有の狛亀

他の神社ではみたことのないルックスの狛犬さんに出会いました。甲羅を背負った亀さんです。
狛犬ならぬ狛亀…とでもいいましょうか。

所説について、神主さんにお尋ねしてみたいところです。とっても個性的で良いお顔つきをしていますね。
白く舗装された境内はとても清々しく、ご本殿に上がる前の待合室も広々ときれいで気持ちよく過ごせました。

折に触れ、神社に行くのは気持ちが改まっていいものだなと感じます。お宮参りにおすすめの神社でした。

亀有香取神社へのアクセス

亀有香取神社アクセス:JR常磐線「亀有駅 」南口 徒歩3分

亀有前両津像
亀有前のこち亀像
亀有香取神社赤ちゃん

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