
お客様のご希望にそったデザインです。複数回形出しをして、最終的な納品アイテムを制作しました。
丹波布帯地残布からのマチ付きバッグ全体のイメージ
手織り八寸帯の残布、幅31cm長さ95cmのものをお預かりしました。この柄の雰囲気から、かっちりシャープで、マチが三角に見えるものをというのがご希望でした。




この形に成形するために全体の芯のほかに底芯、側面の芯、マチ芯とすべて調整して使い分けています。この形になるまでに別布地ではありますがサンプルを3個作って試しています。
持ち手も普段使いに合うと思い、柔らかなヤンピー(羊皮)を使いました。手織りの布に革素材がマッチしています。


トートお仕立て後に残り生地が少しありましたので、扇子の袋もお作りしました。丁寧に織られた布を使い切ることができ、お客様にも大変喜んで頂けました。ご依頼頂いたK様の着姿と一緒に。
厚地木綿イカット柄バッグサンプル






この布はイカット柄のフリークロス、113cm×208cmの布で半幅帯を作った残布を使用しました。底面に厚芯を入れ底鋲も付けたのでかっちりした雰囲気です。内側は仕切りを作り両サイドを使いやすく、収納量もたっぷりです。
個性的な柄をうまく使うことができ、満足のバッグになりました。残布に合わせてお揃いのものを作り、持つ楽しみは格別です。


普段着お出かけスタイル、半幅帯と一緒にバッグを持って。
高級浴衣地からのパイピングトート






竺仙さんの浴衣地2枚の残布をお預かりしましたので、両面に配置し、マチも2柄をつないで使用。パイピングも色が合うようにつないでバイヤスを作り使用しました。このサイズはお荷物が多くない時のちょっと持ちに最適です。
お客様からも使い勝手が良いと言われていますので、残布が少ししかない時でも、別布を合わせることによって布を生かすことができる良い形だと思います。それぞれの面を2枚の浴衣に合わせて表面として持つのは楽しいと思います。
(参考) 今回の残布サイズはカットされたもの4枚 柄1)ブランド名入り込み2枚で合計72cm、柄2)ブランド名入り込み2枚で合計59cm
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タブレット用トートバッグのセミオーダーメイドをご案内予定です。内ポケットサイズ、今回のようなアップリケなどのご希望のご対応が可能なので、お問合せ時にご相談下さい。