目黒雅叙園にて「神の手・ニッポン展」鑑賞、有名な螺鈿細工のお手洗いやエレベーター紹介へ

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ようこそ、いらっしゃいませ。
5/29~6/28まで目黒雅叙園、百段階段にて開催の
神の手・ニッポン展
「人間技とは思えない神の手を持つ日本人作家、6人の合同展」
を見てきました。

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目黒雅叙園自体、昭和の竜宮城と言われた場所で
建物内に入るとすぐ壁や天井、お手洗いに至るまでどこもかしこも
素敵な装飾で彩られた場所で大好きな所なのですが

廊下壁面一部

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お手洗い入り口

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百段階段に行くエレベーターの装飾も煌びやか、螺鈿細工です。

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エレベーター内壁

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エレベーター内側扉

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百段階段は初めてです。
展示は撮影禁止なので階段だけで失礼。
階段には1から数字が入ってます。

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下から見たところ。上にのぼる途中にお部屋が配置されていますが、
地形の都合でこのような作りになったそうです。

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昭和初期に建てられて昭和63年まで実際に使われてきたという、
柱、長押、障子などの装飾に贅を尽くした豪勢な7つのお部屋のうち
6部屋を使用しての有名クリエイターの展示です。

それらの作品を靴を脱いで畳のお部屋で間近で見られるのは
美術館での鑑賞とは全く違う雰囲気です。

以下アーティスト、作品画像はパンフレットより

展示の順に、
太田隆司さんはペーパーアートで昭和の時代の自動車のある風景や、
花嫁の嫁ぐ情景などをリアルに表現、模型とはまた違う温かみと繊細さを感じる作品の数々。

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金谷美穂さんはビーズ織での着物や屏風、扇子、巻物等々気の遠くなる作業量と繊細さの物たち。

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島木英文さんはミニチュアハウスアート。
実際にある建物を元建築士の感性で作りこんでおられ、覗き込むとその中に引き込まれる
感覚になります。

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SouMaさんは立体切り絵アート、糸のように細い線を切り出し、それが1枚の紙の中で
行われている表現での王冠、腕時計、女性像等々紙がまるでレース糸のように扱われています。

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HIROKOさんはポップアップアート。折りたたむことのできる紙での繊細な樹木や
メリーゴーランド、ジェットコースターなど、どうしてこれが1枚のカードの中に
閉じ込められるのか驚嘆するばかり。

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山田卓司さんはジオラマアート、息遣いを感じる人形たちの表情にくぎ付けになります。

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太田さんと山田さんは以前放映されていた
テレビ東京の番組「TVチャンピオン」での各部門での優勝経験者。

これらを間近に見て、各人の創作に係わる探求心や真摯さ、何より唯一無二であることに
感動します。この展示の会場となっている各部屋の天井や欄干に施されている芸術と共に
堪能と驚愕を覚えたひと時でした。

本日は目黒雅叙園、百段階段にて開催の神の手・ニッポン展をご紹介しました。
階段の数字は99まででした。

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あと1段はこの上にある7つ目のお部屋。
ここには雅叙園の歴史である古いパンフレットや広告、
明治天皇由来の物などが展示されていました。

雅叙園のお庭に滝が勢いよく落ちて

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白いアジサイも清々しく

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本日もご来店頂き有難うございました。

目黒雅叙園エントランス

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