東京宝塚劇場にて、宙組トップ 凰稀かなめさんの退団公演観劇

ようこそ、いらっしゃいませ。
昨日、久しぶりの宝塚観劇。
私が見るのは東京宝塚劇場ばかりですが、入り口すぐからの赤い絨毯敷き階段が
ワクワク感を盛り上げます。季節柄、階段脇でお雛様もお出迎え。
シャンデリアもキッラキラ!

↓お雛様の右奥には宝塚創業者の小林一三翁の胸像
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↓初登場!ローチの後姿(笑)
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↓3階からロビーを見下ろした所にト音記号の譜面台とグランドピアノ
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↓席は1階サイドブロック14列57、58番(ステージ向かって右側、わりと見やすい)
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今回は宙組トップ、凰稀(おうき)かなめさんの退団公演との事。演目は[白夜の誓い]
宝塚にはまったく詳しくないのですが、テレビで歌劇団の生徒さん達のレッスン風景や行儀作法を
見ることがあり、規律ある伝統が守られた特別な世界に素晴らしさを感じます。
宝塚歌劇団の伝統を守りつつの教育は、日本の貴重な文化財の一つではないでしょうか。

↓ロビーに飾られたポスター
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さて舞台では圧巻の迫力と華やかさ満載!
次から次への展開の早さにアッという間に時間が過ぎます。
時代は18世紀ヨーロッパ、ロココの寵児として北欧史に名を残す
スウェーデン国王グスタフ三世の波乱の生涯のミュージカル作品。
ステージ上には、これでもかの色彩が溢れ、凝った衣装に感嘆します。
これらの衣装はどのように作られるのかなど、ディテールの細部に興味がおよび
双眼鏡で覗いてキラキラ感やリボン、レースなどにじっと見入ってしまいます。

お楽しみのグランドショーは[フェニックス宝塚!]フィナーレは、これぞ宝塚!
トップスターさんの羽根飾りの大きさは小林幸子さんの豪華衣装をも想像させます。
でもこちらが、ご本家ですよね。
キラキラ感は目にまばゆく、よくぞここまで!の感。

以上、余韻を残しつつ外に出ると、
信者様達(失礼!)ファンの方たちが路上に出て何重にもきちんと並ばれ、
リーダーさんとおぼしき数名のご指導で何やら掛け声の練習。
ここにもきちんとした統率が!そろいのユニフォームのところもあり、
しばし練習風景を見ていました。近くで整理にあたっていた方にお聞きすると
ファンクラブのイベントで歩行者天国になっているので許可を得て行っているそう。

↓この大人数でもとても静か、お行儀の良さを感じます
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ファンの方が全員立ったり座ったりを繰り返されているのですが、出口から出演者の方が
出て来た時に座ってお迎えをしているそう。
いよいよトップ、凰稀さんは立ち止まってファンと触れ合いをされていました。
マフラーをファンの方に掛けるシーンで「キャー!」の歓声が!

↓ファンとの触れ合い後のお帰り姿。スラッとした右向き(真ん中)を歩くお姿が凰稀さんです
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ステージに立つ方に始まりファンの皆様まできちんとした礼儀を重んじている宝塚スタイルに
感動した一日でした。
外で長時間待っていても、それほど寒くない日和でしたので、そのことも良かった!

↓観劇スタイル
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着物     墨色紬、井桁の中に小花と疋田柄市松模様
帯      鳶色に金糸織りのしゃれ袋帯
帯〆     クリームと胡桃色の丸組紐
帯揚げ    金茶色
草履とバッグ 黒地に茶系、唐草柄の対

↓記念には同行者がパンフレット、私は缶入りチョコを買ってきました。
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本日もご来店頂き有難うございました。

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