小紋の残り生地を使った懐かしい手製の抱き人形の話

ようこそ、いらしゃいませ。
本日ご紹介の品は少々年代物のお人形です。

小さい頃はお人形を沢山買ってもらえる時代ではなく、私の持っていたのものは金髪ロングヘアーのものと母の手作り抱き人形。
姉のお人形は毛束が付いていないショートヘアー、髪色は薄茶色のセルロイドのもの。
それと大きめキューピーさん。当時はどの家庭でも母達が家庭洋裁をしていましたから、布や毛糸の残りをもらって人形の洋服を作るのが好きでした。

大人になってビスクドールなど精巧な人形を知りましたが、中々手に入れられません。
そこで身近で愛でる人形が欲しいなと思い、かれこれ30年ほど前、その頃よく出版されていた米山京子先生の手作りお人形本をお手本に顔の丸い、わりと簡単な抱き人形から作りはじめました。
残念ながら、それはもう手元にありません。

その次は顔立ちがもう少し大人っぽい少女人形が載っていた本を参考にしました。
この時製作には手作り本に掲載されている型紙を使ったのですが胴体、腕、頭など各パーツにしっかり詰め物をしてグラつかないように工夫したのを覚えています。
これらを作るのには特別な道具は必要なく、一般的な裁縫道具で間に合いました。

時は流れて子供達の人形はバービーやリカちゃん、シルバニアファミリーなどの時代。
そういったものが充実している中でも、手作りの暖かさを伝えたく触れてみて愛着が湧くように、しっかりとした作りを心がけた人形を与えました。
それがこの人形です。

手製の布人形

洋風の子は子供達が気に入りそうな細かい水玉模様を選び、和風の子は私が20代の頃に着た小紋の残り生地を使いました。
ワンピースは得意分野だったので私が担当しましたが、どちらにしても本格的な形にしたかったので、着物は母にお願いしたところ快く引き受けてくれ、帯やしごきなども可愛く作ってくれました。

母にも馴染みのある生地を使うことにより、孫に与えるものをより一層楽しんで作ってくれたと思います。
お人形に着せるお洋服にして形を残すことで、自分がその着物をどんな気持ちで着たかやどんな想いで作ったかなども思い出され、感慨深いものですね。

このお人形達はずっとしまってあり思い出す事もなかったのですが、つい最近片付けをしていて出てきたものです。
良い機会なので、また少し日に当ててやりたいと思っています。

そんなところで、本日のご紹介は想い出の生地の人形たちでした。
本日もご来店頂き有難うございました。

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布人形

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