3時間でできる布草履づくり、ワークショップに初参加

ようこそ、いらっしゃいませ。
昨年、地域のリサイクルセンターで開催された、ワークショップの一つに布ぞうり作りがあります。
人気のある講座のようで、抽選でしたが、おかげさまで参加できました。
時間は午前中の3時間。
持参物に、巾7cm×長さ2mくらいの木綿布を25本と5本指の靴下、と書いてあります。

思わず考えてしまいまいました。
着物のリサイクル反物ならいっぱいあるのですが、木綿布と指定されると、それほどの量がないのです。
壊せる浴衣もないしで、安ーい木綿地を買ってみましたが、見ていると、これを細く裂いてしまうのは、イヤ違うだろうと自問自答。

ハタと思いついたのが、次の資源ごみの日に出すつもりだった布団カバー。
捨てるつもりの袋から出して、長い方を測ると大体2m、ヨシヨシと印をつけて裂きました。
指定の本数25本は、カバーの表裏全部使って、やっと取れた本数です。
案外使うものなんだなぁとビックリ。
当日、やはり浴衣を切った方やら、新品の生地を切ってきた方やら様々のようでした。

後でわかったのですが、前回参加の方がトレーナーをその場で裂きながら作ってらしたというのを聞いて、そうなのか~!と思った次第。
その方は、布ぞうりがどんなものか多少ご存知だったのかも。

という事で、その時の様子がスマホにあったので載せます。
布ぞうりを作る専用の道具もあるそうですが、人数分はないので、5本指の靴下というのが、自分の道具になるものでした(笑)
足を投げ出して、指に芯になるロープをかけて編んでいくのですが、約3時間この体勢で編んでいくのは中々つらいものがありました(腰痛持ちです)

布草履制作風景

そんなこんなで、数名のご指導者の元、出来上がった作品を皆さんとご披露。

布草履

コチラがローチのもの。

布草履

鼻緒も撚りをかけて作るのですが、案外難しかったです。左右の大きさを揃えるのも難しい。
この布ぞうりの良い所は、歩く音がしない、洗える、床掃除できる(笑)など。

という事で実は半年ほど履いたのですが、何だか鼻緒が伸び、台の部分も自分の足よりずいぶん大きく伸びちゃって、履きずらくなってしまいましたじゃ、また作れば!というところなのですが、諸事情により今回は、安心と信頼のJAさんの直売所に、手作り品で出されていたものを購入してきちゃいました!
それも良しとして下さい(笑)

布草履

夏の素足に、もちろん気持ち良いですが、家で着物を着ている時の履物にとても良いです。
スリッパより雰囲気が良いでしょう?!

布ぞうりに興味を持って下さった方は、ネットに情報が色々あるようですのでご覧になってはいかがでしょう。

今日は、布ぞうりのおすすめのお話でした。
本日もご来店頂き有難うございました。

布草履

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