ようこそ、いらっしゃいませ。
浅草のアミューズミュージアムで開催されている、展示を見てきました。
入り口ポスター
布の絵画BORO[美しいぼろ布展]です。
BOROは今や世界のアートシーンで通用する言葉になりつつあるとの事。
私も本やテレビで見て、興味を持っていましたのでやっとの機会です。
この展示は珍しいことに、撮影OK、さらに手で触れるのもOkです。
係りの方にお聞きすると元々何代にも渡り人の手を経てきたものなので
触れることで長持ちさせる、と教えてくれました。
長着
この展示品は民族学者、田中忠三郎さんが研究の為に収集してこられた物。
それぞれの布から発せられるオーラを感じます。
女性たちがどんな小さな布も大切に持っていて、それらで継ぎを当て、
家族の為にした仕事の数々、本当に様々な布が使われています。
短着
子供下着
ズボン
貴重だったコーデュロイへの継ぎ当て
北国では着る事は、生きていく上で、食よりも命に係わることがあったという文献に触れ、
改めて先人の苦労や生き様を身近に感じさせられました。
ヒエ、アワなども入れた麻袋
私たちのご先祖は、そんなに遠くない昔に物を大切にしながら暮らしていたことに
しみじみ思いを寄せ、いまここにあるツギハギだらけの物たちから色々なことを
教えられたひと時でした。
足袋
今日は浅草アミューズミュージアムで開催中の[布の絵画BORO]美しいぼろ布展をご紹しました。
今年の秋口まで開催しているそうです。
チラシ
本日もご来店頂き有難うございました。