大正ロマンの二部式帯

ようこそ、いらっしゃいませ。

今回は大正時代か昭和初期かというような、古い時代の洗い張り地のお話です。個性的な柄行で薄めの生地なので、インテリア利用かなと思っていたのですが、ふと二部式帯はどうだろうと考え、出してみました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

オークションで競り落としてから全体を開いていなかったので、改めて開いてみます。ところどころにシミや小穴、これぐらいは想像に難くないところですが、小さく切った物をつないだ生地でした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

もっと先へ行くと大きな穴が出てきました。それも、ちゃんとつないであります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

驚きよりは先人の布に対する愛情や、丁寧に扱われてきていることに感動です。
物が豊富にない時代には、どんな状態になっても布地は大切だったんだと思うと、何とか活かしてやりたい気持がいっそう強くなりました。作る物が決まると、傷んでない所を使っての仕立てですから、やり方は自ずと決まります。

前帯部分は着用時には見えないところで接いで、半巾に固定。たれ部分も接ぐことにしました。ミシンで縫えるところをやってから、縫い代を帯芯に留めるのは千鳥掛けです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
できたのはこちら。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

かなりクラシックな雰囲気ですが、単衣や浴衣などに締めても良いかと思います。傷んだ布地がよみがえって嬉しい気持ちになりました。またこれで勢い付いて、二部式帯にもどんどんチャレンジします!さぁ、また布を見る目が光りますよ~(笑)

今日は、古い布を活かす二部式帯のご紹介でした。本日もご来店頂き有難うございました。

LINEで送る
Pocket

和遊のつくるひと

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントする