ようこそ、いらっしゃいませ。
私が40代で着物を普段に着たいなと思った頃、
着物収集家の池田重子さんの特集記事を着物雑誌でよく見かけ、憧れたものです。
池田重子さんは一万点以上にも及ぶ和装品を収集されており、
時代布池田というお店をやっていらっしゃいます。
昔きものをおしゃれにコーディネートして、現代に着る提案をされていたり、
またそのコレクションは、主に明治から大正、昭和初期までの、
着物文化が黄金時代を迎えた時期に作られた着物や帯、帯留、半衿など、
芸術品的なものも数多くあります。
数日前に池田さんの訃報に触れ、感慨ひとしおでした。
ちょうど最近札幌で、池田コレクションの展示があり、
姉が見たそうですが、特に帯留め類の素晴らしさは、
もうこんなものは作られないだろうなと思われる、
技巧的にも素晴らしいものばかり、溜息ものだったそうです。
10月13日に89歳でのご永眠、改めてご冥福をお祈りします。
さてそんなことを思いながら作った帯留め2点。
かつての職人さん達の凄技とはまるで違っても、それなりに楽しく使えます。
最近手に入れた貝パーツを使って、
抽象花
蝶
今日は着物収集家の池田重子さんを忍びながら、帯留めを作ったお話でした。
本日もご来店頂き有難うございました。
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螺鈿細工の様ですね。手作りなんて凄いです。
前の記事の、三日月の淡水パール、珍しいですね。
真珠がとっても好きです。
10年くらい前に、上野で真珠の展覧会が有って、雪が残っていましたが行ってきました。昔の物で素晴らしい物が沢山有りました。
>わんこ姉さん
そうなんですよ。この材料を見た時、即買いでした。
淡水って色んな形ができるから、この形を選別してくれてるとはという感じでした。
私もパール系好きです♪
真珠の展示会、それも昔のものをご覧になったとは、いいですね~。